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リフィル処方の注意点 [医療制度]

前回もお書きしましたように

リフィル処方は、

一枚の処方箋で複数回の調剤が可能になる仕組みです。


単純に

56日処方されていたとすれば

28日処方のリフィル二回という計算で

56日の処方となります。


患者さんは

診察料に関しては

56日に一回ですので

医療機関側にはかかりません。


では、調剤薬局としては

調剤ごとに

調剤料、薬剤情報提供料、がかかってきます。

他の金額がかかってくることもあるかもしれませんが

基本的にはこの二点は、毎回かかることになります。


ですので、医療費全体からしますと

患者さんの自己負担は若干上昇します。



ただ、リフィルは、調剤ごとに薬剤師が症状観察をしてくれるので

今までよりも、細かい観察ができるでしょう。



つまり

リフィルでは

一回目 医療機関と調剤薬局

二回目      調剤薬局のみ

三回目 医療機関と調剤薬局

四回目      調剤薬局のみ

という形になってくるでしょう。


とすると、

二回目も四回目も調剤薬局にはいかないといけません。

健康管理の為に行くわけですが、

どうせ近くに来ていただくなら、

医療機関としては、

診察をしたうえでの投薬ということを行いたい。




また、

このリフィル処方箋では

複数回の調剤が可能となるわけですので

・複数回使用しなければならないということは「処方を紛失
・次に調剤してもらう予定日に「調剤薬局に行くことを忘れてしまう」
という問題点も、ないわけではありません。

 

いいことづくめの変更ばかりではなく
場合によっては、非常に問題となる変更もあります。

 

 

 

                     

 

                              

 


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