SSブログ

医薬品など患者負担増も [政治]

現在、民主党の仕分け作業といわれるものが進んでいます。

その仕分け作業について、医療関連で以下のような事がありました。


--------------
診療報酬や医療の効率化が取り上げられた行政刷新会議の第2作業グループでは、
湿布やうがい薬など市販されている医薬品は
医療機関で処方された場合でも保険を適用しない方向が
打ち出されるなど、患者負担増につながる判定も示された。
医療費削減を目指す財務省の主張に賛同する意見が相次ぎ、
社会保障費抑制路線に逆戻りしたかのような様相となった。


薬価の見直しでは、湿布などを市販品で買った場合は全額自己負担なのに対し、
医師に処方された場合は3割など一部負担で済む点を財務省が指摘。
こうした市販品の類似薬は保険給付の対象外とするよう提案すると、
多くの仕分け人が同調した。
ただ、具体的な品目までは決まらず、今後の火種になりそう。


このほか入院時の食費・居住費も「保険給付の額を減らすべきだ」などの
意見が出され、「見直し」と判定された。
ある厚労省幹部は「小泉改革以来の荒っぽさだ」と言った。

 ただ、一方では国民の利益につながる無駄や不正への切り込みも。
医療機関や薬局に支払われる診療報酬を審査する厚労省の外郭2団体については
「審査の手数料が高すぎる」などと統合を要請した。


整骨院や接骨院の柔道整復師をめぐっては、
1回の治療で多くの部位の治療費を架空請求するなどの不正が問題になっていることから、
保険給付の水準引き下げなどが議論され、「見直し」と判定された。







どうですか?
こんな事をしてるんです。
こんな事は本当に国民の為になるんでしょうか?

民主党議員は党のマニフェスト実行のみしか考えてないようす。
政権与党は、国民に対して責任があるはずで、
国民から雇われている事実を忘れているのか?
あるいは、国民が馬鹿にされてるのでしょうか?


病気を治す為以外に使用するものは、自費でもある意味では構わないでしょう。
しかし、医師が病気を治療する目的で処方した薬が
市販品であるなら自費になるのはおかしいでしょう。
ちなみに市販品と、われわれが使用する処方医薬品では、
有効成分の含有量が全く異なります。

あまりに経済優先で人の命を軽視しすぎています。


また入院は医療の一環であり、ただ寝る場所を提供してるわけではありません。
ただ食事を提供しているだけではありません。
入院していて、そこには看護師もいます。医師もいます。
入院は、安静が必要なかたのためにあるものや
アルコール依存のように日常から絶つためにあるものもあります。
普通の日常だけなら、通院で十分です。

食事がバランスよく食べられないために、糖尿を悪化させたりします。
医療の一環なわけです。


民主党の仕分け作業委員は、健康保険という概念がないようです。



また、整骨院や接骨院の柔道整復師についての考えは極端です。
まるで、整骨院や接骨院の柔道整復師は不正ばかりと聞こえます。


不正献金からしてみればまだましかもしれません。
国民の命を守るのが大切なのか?


民主党政権になって、いい方向に変わったのはあるでしょうか?

自公よりも大変になりそうな勢いです。

 

入門 行政の「事業仕分け」―「現場」発!行財政改革の切り札

入門 行政の「事業仕分け」―「現場」発!行財政改革の切り札

  • 作者: 構想日本
  • 出版社/メーカー: ぎょうせい
  • 発売日: 2007/03
  • メディア: 単行本

民主党の正体−矛盾と欺瞞と疑惑に満ちた、日本人への恐怖の罠(OAK MOOK 305 撃論ムック)

民主党の正体−矛盾と欺瞞と疑惑に満ちた、日本人への恐怖の罠(OAK MOOK 305 撃論ムック)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: オークラ出版
  • 発売日: 2009/08/31
  • メディア: 単行本

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:moblog

自民、結党以来の大敗北 [政治]

現在の開票状況からみて
自民党は1955年の結党以来、
初めて衆院の第1党から転落し、政権の座も失う見通し。
歴史的な大敗からの立て直しが課題となる。
壊滅的な打撃を受けた党勢の回復は容易ではないだろう。

小泉元首相が進めた構造改革で従来の支持基盤を失い、
安倍元首相、福田前首相がともに約1年で政権を投げ出し、
自公政権への信頼が大きく揺らいでいたところに、
麻生首相が就任直後から誤読や失言を繰り返したのも原因の一つであろう。




さてこれから
民主党の政権となった時に、
若い初当選組での組閣には不安が残る。
初当選組でなくとも、
今までの野党政権がどうだったかというと
かなり危うかったのは事実であろう。



さて、財源なき改革を進める民主党は
いつ頃、国民にあらたな負担を強いてくるだろうか?



また、マニフェストを確実に実行するとすれば、
どこかで国民に対して、負担を求めることになるのは間違いないだろう。




医療費削減と
患者負担の増額は間違いなく起こるだろう。
すぐに起こるわけではなく、
鳩山代表の「消費税は四年間は上げない」という発言からは
「四年後にはなんらかの財源として、消費税をあげる」というニュアンスがある。
つまり
患者負担が増えていくのは、四年後からかもしれない。

 

 

 

                                                                                                                                                                                          


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:moblog

選挙 [政治]

ついに選挙が始まります。
このまま行けば、民主党の政権奪取は確実になるでしょう。


全ての政党に言えることですが、政党としての公約を実現するために
どこから財源確保をするのかを、国民に知らしめてほしいのです。


公約は、選挙のためだけにあってはなりません。
実現できなければ、「うそつき」になります。

昔、ある政治家が
「公約は守るためにあるんじゃない。選挙のためにあるんだ。」
と言った歴史がありますが、それでは困ります。


わたくしは、
一番困ったときでも大丈夫なように政策をうつ政党はすきです。
例えば、
農業や漁業といった産業は、跡取りがいなくなれば問題です。
自給率が今より下がると問題です。


またわれわれ医療関係はいなくなれば
国民が病気になったとき、誰が診察・治療するのでしょうか?


理想は
誰も病気にならないような社会を作るとか
自然の力で作物が収穫できるようなシステムを作るなどでしょうが、
今の状況を見るかぎりは、それは無理でしょう。

では、政治家に期待しないとならないのでしょう。
第一次産業を守ってくれる政党はどこか?
年金や医療をしっかりやってくれる政党はどこか?
この政党の外交政策は危険じゃないか?


こういったところを見ていないとだめかもしれません。

 

自民党の終焉―民主党が政権をとる日 (角川SSC新書)

自民党の終焉―民主党が政権をとる日 (角川SSC新書)

  • 作者: 森田 実
  • 出版社/メーカー: 角川SSコミュニケーションズ
  • 発売日: 2007/10
  • メディア: 新書

民主党政権は日本をどう変えるのか (家族で読める family book series 004) (家族で読めるfamily book series―たちまちわかる最新時事解説)

民主党政権は日本をどう変えるのか (家族で読める family book series 004) (家族で読めるfamily book series―たちまちわかる最新時事解説)

  • 作者: 上杉 隆
  • 出版社/メーカー: 飛鳥新社
  • 発売日: 2009/06/18
    民主党解剖 (産經新聞社の本)

    民主党解剖 (産經新聞社の本)

    • 作者: 産経新聞政治部
    • 出版社/メーカー: 日本工業新聞社出版局
    • 発売日: 2009/07/18
    • メディア: 単行本
    抵抗勢力の主張

    抵抗勢力の主張

    • 作者: 国民新党
    • 出版社/メーカー: 幻冬舎ルネッサンス
    • 発売日: 2007/06/26
    • メディア: 単行本
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:moblog

皆既日食と選挙 [政治]

皆既日食とは
太陽の全部分が
月の影によって覆い隠される現象です。
日本での皆既日食の記録は
1988年3月18日に小笠原諸島で観測されて以来
約20年ぶりであるようです。




今回の皆既日食は、ちょうど診療中でしたが、
患者さんのいらっしゃらない時間に見ることができました。

当院はちょうど玄関前に、大きなアクリル屋根があったので
その屋根を透して見ることができました。


レーザー治療に用いる光避けのサングラスをかけてみると
かなりはっきり見ることができたようです。




この素晴らしき天体ショーも5分程度で終了しましたが、
あとは選挙という煩わしいものが待っています。


太陽を月が隠すこの日食ですが、太陽だけではなりたちません。
また月だけでもなりたちません。

月の存在が太陽に被ったときに、はじめて素晴らしい天体ショーとなるのです。


太陽を自公連立政権と見立てれば、月は野党となるのかも。
いま野党は与党を蹴落としてしまう勢いです。
一度野党に政権を任せれば、現与党のいいところがわかるかもしれない…。


医者である私も今回ばかりは、自民かどうか迷ってしまうところなのです。



完全ガイド 皆既日食

完全ガイド 皆既日食

  • 作者: 武部 俊一
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2009/05/20
  • メディア: 単行本



日食観測ガイド―2009年7月22日日本で最大級の皆既日食 (ニューワイド学研の図鑑 観察ブック)

日食観測ガイド―2009年7月22日日本で最大級の皆既日食 (ニューワイド学研の図鑑 観察ブック)

  • 作者: 藤井 旭
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2009/05
  • メディア: 単行本



太陽は23歳!? 皆既日食と太陽の科学 (岩波科学ライブラリー)

太陽は23歳!? 皆既日食と太陽の科学 (岩波科学ライブラリー)

  • 作者: 日江井 榮二郎
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2009/07/07
  • メディア: 単行本




共通テーマ:moblog
ブログパーツ時計

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。