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メタボより高血圧 [疾患]

img.jpg脳卒中や心筋梗塞など循環器疾患の予防には、肥満に重点を置いたメタボリックシンドローム対策よりも高血圧対策が重要であることが、厚生労働省と国立がんセンターの調査で分かった。 


国のメタボ検診では、メタボに当てはまらないが高血圧で発症リスクの高い人を、見逃す恐れがあるという。


全国の40-69歳の男女約2万3000人を平均約11年間にわたり調査した。
その間に693人が循環器疾患を発症した。
もし全員の血圧を正常にした場合、
男性で48%、女性で45%の心筋梗塞や脳梗塞を減らせると推計された。


一方、メタボを解消しても男性で12%、女性で8%の改善効果しかないと考えられた。



メタボ基準は肥満だけが必須条件で、高血圧の人でも、高血糖や脂質異常がないと「メタボ」とならない。
そこには
「日本人は欧米人に比べ肥満者の割合が少ない」
という事実があるだろう。
だから肥満ばかりに目を向けず、高血圧対策を優先する必要があるのだ。

けれども
この健診で血圧を計らないわけではない。
要は受診者の心構えと、健康に対する姿勢が大事なのだと思う。

ときどきメタボの食いしん坊

ときどきメタボの食いしん坊

  • 作者: 出久根 達郎
  • 出版社/メーカー: 清流出版
  • 発売日: 2009/01
  • メディア: 単行本




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