自民、結党以来の大敗北 [政治]
現在の開票状況からみて
自民党は1955年の結党以来、
初めて衆院の第1党から転落し、政権の座も失う見通し。
歴史的な大敗からの立て直しが課題となる。
壊滅的な打撃を受けた党勢の回復は容易ではないだろう。
小泉元首相が進めた構造改革で従来の支持基盤を失い、
安倍元首相、福田前首相がともに約1年で政権を投げ出し、
自公政権への信頼が大きく揺らいでいたところに、
麻生首相が就任直後から誤読や失言を繰り返したのも原因の一つであろう。
さてこれから
民主党の政権となった時に、
若い初当選組での組閣には不安が残る。
初当選組でなくとも、
今までの野党政権がどうだったかというと
かなり危うかったのは事実であろう。
さて、財源なき改革を進める民主党は
いつ頃、国民にあらたな負担を強いてくるだろうか?
また、マニフェストを確実に実行するとすれば、
どこかで国民に対して、負担を求めることになるのは間違いないだろう。
医療費削減と
患者負担の増額は間違いなく起こるだろう。
すぐに起こるわけではなく、
鳩山代表の「消費税は四年間は上げない」という発言からは
「四年後にはなんらかの財源として、消費税をあげる」というニュアンスがある。
つまり
患者負担が増えていくのは、四年後からかもしれない。
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