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蜂に刺されると・・ [救急]

9月〜10月と
蜂に刺される被害があります。


以下に、蜂毒の対処を記載します。

<アナフィラキシーショック症状>

自覚症状としては
口中の痺れ
モノが飲み込みにくい
息苦しさ
両手足のしびれ
息切れ
動悸
悪寒
耳鳴り
くしゃみ
めまい
強いだるさ
腹痛
急激な尿便意
 
と様々です。

 
 

他覚症状は
肌の紅潮
肌の腫れ
蕁麻疹
身体のむくみ
チアノーゼ
失禁
意識レベル低下
失神
 
などなどです。
 

日本では毎年約20名前後の人が、蜂毒が原因のアレルギーで亡くなっています。
蜂の毒は、刺されてから約15分以内にアレルギー症状が現れる事が多いです。
重度の場合は約30分以内に処置して、その後病院で適切な治療を受けないと命に関わってきます。
蜂に刺されてアナフィラキシーショック症状が現れた場合は、救急車が到着するまで、嘔吐の危険性が有るので両足を頭より15cmで程度高くして「仰向け」に寝かせる「ショック体位」を取る様にして下さい。 
その後嘔吐や呼吸困難の可能性があるので、顔は必ず横向きにする事が大切です。
 
 

蜂に刺された後の処置と対処法と薬

①蜂の針を抜く
蜂に刺された場合、まずしなければいけないのが「針抜き」です。 蜂の針には、釣針でいう「かえし」の棘があり、ブスッと刺すと抜けにくくなっています。また蜂の針の根元(お尻側)には、蜂の毒が入った袋がくっついて、じんわりと毒が皮膚の中に染み込む仕組みになっています。
針が残っている場合は、すぐに安全を確保すると同時にピンセットや毛抜きなどで針を抜いて下さい。この時、毛抜きやピンセットが無い場合は、他のモノを有効利用しましょう。
セロハンテープやバンドエイドなどの粘着性のある物を、優しく傷痕に被せて取り除いて下さい。 ここで注意するポイント1つ、絶対に蜂の針を手で触って抜かないようにしましょう。余計に毒を押し込む可能性もあり危険です。
 
②毒を洗い流す・吸い出す
次に蜂の毒は水に弱い性質があるので、約5分程度洗い流しながら毒を絞り出しましょう。しかし水で洗い流すよりも、より確実で便利なものが注射器状の「ポイズンリムーバー(毒吸出し器)」です。 ポイズンリムーバーは薬局や通販で購入する事でき、安いものであれば約1000円程度です。蜂の他に、ムカデやブヨなどの虫の毒の吸出しにも有効なので、ご家庭に1つ常備しておくのがおすすめです。 アウトドアやレジャーに行く場合は虫に刺される事も多く、何の虫に刺されたか分からない事もあります。ポイズンリムーバーがあれば、まずは毒を吸い出すことができるので、1つ持って行くと安心です。
蜂の毒で絶対にしては行けない事は、口で吸い出す事、大変危険なので絶対にしないでください。
 
③虫刺され用の薬を塗る
針抜きと毒抜きが済んだら、次は抗ヒスタミン剤配合軟膏を塗るのが良いでしょう。

④刺された部分を冷やす
蜂に刺された部分は痒みや腫れがあるでしょうから、濡れタオルなどで患部を冷やすようにしましょう。
そのまま冷やし続けて、約30分以内に何事もなければ全身のアナフィラキシーショックの心配は少なくなります。

⑤病院に行く
蜂に刺された跡は赤い腫れや痛みがでます。ミツバチなど毒性が弱いものであれば、そこまで心配する必要はありませんが、スズメバチなど毒性の強いものは毒の量も多く、他の蜂と比較しても症状が悪化します。 スズメバチに刺されたら必ず病院に行き、皮膚科か救急病院で治療を受ける様にしましょう。 他にも症状がひどい場合や、蜂に刺されたのが2回目であれば、アナフィラキシーショックになる可能性があるので、病院を受診するのが良いです。
もしアレルギー症状が強い場合には、救急病院か「アレルギー治療」が可能な病院を受診してください。



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