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iCOSというもの [嘘ほんと]

 安全性を謳う「IQOS」に暗雲が立ち込めている。
スイスのベルン大学の研究者らが「IQOS」の危険性を独自に調査した結果、
直接的に“がんの原因”となる化学物質が「紙巻タバコよりも多い」ことが分かったという。

 フィリップモリス」社から販売されている「IQOS」用タバコに「一酸化炭素」、「多環式芳香族炭化水素」、「揮発性有機化合物」といった有害物質が含まれていることが分かった。分析にあたった研究者らは、「これらの有害物質に安全な最低基準は存在しない」ため、どんなに少量でも人体に有害であるとしている。
 さらに、「ブリティッシュ・アメリカン・タバコ」社の紙巻タバコ「Lucky Strike Blue Lights」と比較したところ、IQOS用タバコには、これより高濃度の有害物質も含まれていたというから驚きである。「従来のタバコに比べて90%の有害物質をカット」ということがまさに本当のことであるのか疑問が出る。

 非喫煙者にとって問題となる「受動喫煙」はどうなのだろう? 加熱式電子タバコは煙をほとんど出さないため、周囲の非喫煙者が意図せずに副流煙や、有害物質を吸い込んでしまう「受動喫煙」の防止ができるのだろうか。煙が出ないから意図しない受動喫煙は多くなるのではないだろうか。

 医学雑誌の『JAMA Internal Medicine』の副編集長は、加熱式タバコからも「発ガン性物質」が周囲に流出するため、公共の場での利用は非喫煙者の健康も害する恐れがあるという。一部の飲食店などでは、禁煙スペースでのIQOSの使用を認めているが、これは大きな問題となりそうだ。

 一方、「フィリップモリス」社の広報担当者は、上述の研究を歓迎しつつも、「加熱式タバコは、紙巻タバコに比べて、有害物質のレベルを大幅に削減した」と、強気な姿勢を見せている。紙巻タバコよりも有害物質の濃度が高いという点については、実験方法の違いを挙げて反論しているが……。
 電子タバコの原料にも安全レベルの250倍以上の有害物質が含まれているとの調査報告もある上、2016年に行われたノースカロライナ大学の調査では、電子タバコも紙巻タバコと同じく、喫煙者の53もの遺伝子に変化を及ぼすことが分かっている。ちなみに、禁煙先進国であるシンガポールでは、電子タバコの所持自体が禁止されているほどだ。
 加熱式タバコには確かに「臭いが少ない」、「やけどの危険が少ない」といったメリットもあるが、健康面では、利用者がイメージしているような安全性には達していない、というのが現状なのかもしれない。研究チームのレト・アウエル教授も「加熱式タバコの有害性については分かっていないことが多く、評価が定まるまで使用は制限されるべき」と語っている。

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さて、こういう記事が出ていた加熱式タバコですが、

日本禁煙学会は加熱式タバコについての緊急警告をだしました。




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