新型コロナウィルス感染に見る報道の傲慢さ [新型コロナウィルス]
全世界で新型コロナウィルス感染の拡大を見ています。
「インフルエンザは検査キットがあってワクチンがあって薬があるわけです。」
「インフルエンザには治療のカードがある。」
「だけど、コロナは検査もまだ十分でない。ワクチンもない。」
「カードがないわけです。そこがまったく違う。だから検査は増やすべき」
とおっしゃる姿が朝から放送されています。
正直なところ、
理屈が正直破綻しています。
疾患の検査は治療の第一歩です。
治療薬がない事をご存じであって
ワクチンさえない事もご存じであるなら
治療に結びつかないのは自明であります。
こういった先生が
平気で医療崩壊させるんです。
医療崩壊してはならないので
必要でない人間には検査を行いません。
こういった先生方が、どのように発言されようとも
不必要な検査を安定剤代わりに行うことは無意味であるばかりでなく
医療従事者に大変な危険を背負わせていることに気付きましょう。
報道は非常に無責任です。
更に報道は新規の感染者だけ報道して
開腹者や退院した方の前後を報道しないのです。
これに疑義を唱えた方は報道の場から姿を消してしまいます。
情報は信じられる場所から
患者個人が精査しながら得る時代になりました。
御用学者の餌食になってはいけません。
新型コロナウイルス感染症の正しい理解のために(日本医師会) [新型コロナウィルス]
昨年 12⽉に中国の武漢に端を発した新型コロナウイルス感染症は、
⽇本医師会では、
1.新型コロナウイルスの感染のしかたと感染⼒
新型コロナウイルスの感染には、
新型コロナウイルスの感染⼒は、
2.毎⽇の⽣活で気を付けること
⽯鹸やアルコール消毒薬などでこまめに⼿洗いをしてください。
咳やくしゃみをするときは、
3.新型コロナウイルス感染症の診断と治療
診断は、PCR検査によるウイルス遺伝⼦の有無で⾏われます。
治療は、現時点では特に有効な薬はなく対症療法が⾏われます。
強いだるさ、
4.重症化する⽅の傾向
現時点では、明らかではありません。
5.妊婦の⽅の注意点
⼀般的に妊娠中は、通常の肺炎では重症化する可能性が指摘されていますが、
ただし、⽯鹸やアルコール消毒薬での⼿洗いを⼼がけてください。
6.廃棄物の取扱いとリネン・⾐類などの洗濯
廃棄物の取扱い、リネン類・⾐類などの洗濯は通常通りで良いことになっています。
ただ、タオルなどは共⽤しないようにしましょう。
国⺠の皆様へ⽇本医師会からのメッセージ
○厚⽣労働省の電話相談窓⼝
受付時間 9:00から 21:00まで
インフルエンザ等の⼼配があるときには、
( 令和2年2⽉19⽇現在 )
新型コロナウィルスCovid19感染の今後は! [新型コロナウィルス]
(解熱剤を飲み続けなければならない方も同様です)
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある方
Covid19の感染がご心配な方へ [新型コロナウィルス]
急患センターや一般開業医などに来院の際には、下記を厳守いただければと思います。
センターや開業医にも、
Covid19-新型コロナウィルスに感染したのではないかとの受診の方がいらっしゃいます。
例えば、、、
熱が昨日の夜からとか、心配だからとかの動機ですが、それはよく理解できます。
ただ、もしそうであるなら、
他の方への感染を防ぐためにも
相談センターのご利用を一考されてください。
相談の目安は、前投稿に記載しております。
これはわれわれが感染したくないという考えではなく、
必要な方に必要な医療を受けてもらうためのものです。
なにとぞ、ご協力をお願いいたします。
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新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安 [新型コロナウィルス]
1.相談・受診の前に心がけていただきたいこと
○発熱等の風邪症状が見られるときは、学校や会社を休み外出を控える。
○発熱等の風邪症状が見られたら、毎日、体温を測定して記録しておく。
2.帰国者・接触者相談センターに御相談いただく目安
○以下のいずれかに該当する方は、帰国者・接触者相談センターに御相談ください。
・風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続く方
(解熱剤を飲み続けなければならない方も同様です)
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある方
○なお、以下のような方は重症化しやすいため、この状態が2日程度続く場合には、
・高齢者
・糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD等)の基礎疾患がある方や透析を受けている方
・免疫抑制剤や抗がん剤などを用いている方
(妊婦の方へ)
妊婦の方については念のため、重症化しやすい方と同様に、
(お子様をお持ちの方へ)
小児については、現時点で重症化しやすいとの報告はなく、
○なお、現時点では新型コロナウイルス感染症以外の病気の方が圧倒的に多い状況であり、
3.相談後、医療機関にかかるときのお願い
○帰国者・接触者相談センターから受診を勧められた医療機関を受診してください。
○医療機関を受診する際にはマスクを着用するほか、
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が疑われる際の対応について [新型コロナウィルス]
(1)風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く
(解熱剤を飲み続けなければならない場合も同様)
(2)強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある
二点に該当する場合は、各地の保健所に設けられている
帰国者・接触者相談センターへ電話で連絡するよう促している
(1)高齢者
(2)糖尿病・心不全、呼吸器疾患の基礎疾患
(3)透析を受けている
(4)免疫抑制剤や抗癌剤等を用いている
(5)妊婦
のいずれかの場合は重症化しやすいため
風邪の症状や37.5度以上の発熱が2日程度続けば
相談センターへ電話で連絡するよう強調した
(帰国者・接触者相談センター)
電話:093-522-8745(24時間受付)